WEBアプリケーション第一弾「カルミア」

 先輩に協力してもらいWEBのアプリケーションを作成することになりました。どの言語を選ぶか、ということから始まりました。サーバーの言語といえばPerlやPythonやRuby、そしてJavaもそうです。この中から選ぶことにしたのですがJavaは業務で使用しているC++の延長になってしまうので今回はパス(違う系統の言語を勉強したかった)、どうもグーグルはPythonを使っていると聞き興味が沸いたのですが、なんといってもRubyは日本人が作っているということを知りプログラムを楽しく作れることにとても興味を持ちました。また、最近ではRubyOnRailsというフレームワークを持ち合わせ参考書などもそろっています。結局RubyOnRailsでWEBアプリケーションを作成することに決定しました。

 次に、なんのアプリを作るのかを話し合いました。作るからには誰かに使ってもらいたいのは当然です。そこで現在の業務の中でWEB化できるものがないか探しました。すると会議室を予約するためにわざわざ紙を使っていることに気がつきます。まずはこれをWEB化しようと考えたのです。見た目にも簡単そうで最初に取り掛かるアプリケーションとしては最適と考えました。先輩もそれに賛同してくれて早速会議室の予約表のアプリを作成することになりました。

 さて、これからなにをすればよいのか?WEBのアプリを作成するに当たりなにから手をつけてよいのか分かりません。結局思いつきのまま、まずはGUIの設計です。どこにどんなコントロールを貼るなど試行錯誤を繰り返しました。とりあえず決まった段階で、せっかく第一弾のアプリなんだからプロジェクトコードをつけようということになりました。アメリカでは台風の名前に女の人の名前を付けています。その発想を持ってプロジェクトコードには花の名前を付けることにしました。花にはさまざまな花言葉があります。その花や花言葉のイメージを参考にしそれに合うプロジェクトコードを探しました。そして、第一弾に決まった花はなんとカルミアです。花言葉「大きな希望」です。第一弾にふさわしく、今後もこの活動が活発に行われることを期待してこの花の名前を選びました。現在では実際にアプリケーションの中にその画像が貼ってあります。