20:60:20の法則

 リーダを勤めるようになって約3ヶ月が経ちました。ひとを動かすことの難しさを痛感しています。仕事をお願いしても自分が想像しているものとはほど遠かったり、社歴の浅い自分がリーダーをやっていることに嫉妬するひとまででてきて楽しいを未来を描いていたのに、とんでもなく辛い日々を送ることになってしまいました。頑張れば頑張るほどひとにうらまれるような仕事なんてしたくないと思うようになっていました。プログラムをしていた日々がどれだけ良かったかと思う日々でした。

 もう限界が来たので上司に相談しました。特に私に対して嫉妬しているひとに対しては単刀直入にそいつらはどうしようもないと言われました。そしてそういうひとに対しては上司のひとも同じように悩んでいると言われました。自分だけが悩んでいると思いきやひとを動かす立場のひとはみんな同じだと言っていました。それを聞くとなぜかひどい安堵感に駆られ今までイライラしていたものが一気に開放されました。

 そして、20:80の法則の話から20:60:20の話をしてくれました。最初の20は言わなくてもやるひと、言ったことに対してプラスアルファの仕事をするひと、60は言ったことをそのままするひと(まぁ普通のひとという意味)、そして最後の20が言ってもやらない、根拠もないのに文句ばかり言うひとがいると。つまり単純に考えてもやらないひとは20でありその他の80はやってくれる、そう考えたらやらない20に囚われている自分がバカバカしく思えました。

 最後に、焦る必要はないと言われました。少しずつ仲間を増やしていけばいいと。そして信念だけは忘れていけないと。プロジェクトを成功させることが今の私の信念。絶対忘れない。