鹿島アントラーズがなぜ強いのか、考えてみた。

今日の2008ゼロックススーパーカップ鹿島アントラーズ×サンフレッチェ広島」から鹿島アントラーズがなぜ強いのか(結果として負けましたがないようでは優位に立っていたと思います)、考えてみました。
サッカーは個だけの能力じゃ勝てないと思っているので、全体について見てみたいと思います。
単純に見ていて思うのが、鹿島アントラーズの方が次のプレーを予測できません。その理由が今回の答えになるのではないかと思っています。
では、なぜ次のプレーが予想できないのでしょう?例えば、右サイドバック内田篤人選手はFWの選手よりも前にいることがあります。かといってピンチをむかえているときは必ずディフェンスをしています。彼はディフェンダーでありながらフォワードにも成りえます。他の選手も同様に左右関係なくポジションチェンジを繰り返しています。そうすると、相手としてはどうマークしてよいのか困るでしょう。
つまり、各々が与えられた役割をきっとりとこなすと同時に他のポジションもできるからこそ、そこに強さがあるのではなかと思います。それは一人が思っていてもできるものではなく全員が同じ考えを共有しているからこそ成せる技なのではないのでしょうか。
そこで、会社で働く場合を考えてみたいと思います。
本当に自分たちは与えられたことを忠実に守るプレイヤーでいいのでしょうか。
自分のメインとなる仕事は必ずあると思いますがそこを極めるだけでいいのでしょうか。
そこから一歩踏み出し他の分野にも目を向けるべきだと思います。それは与えられるのではなく自ら進んで見つけなければなりません。そうすれば別の仕事もこなせるようになり別の力が付くだけでなくなにより視野が広がります。そして誰かが別の仕事をしたらその穴を埋めるよう周りが協力する。その意識を全員が共有していたら鹿島アントラーズのようなすばらしいチームができると思います。
理想を目指してそんな開発チームを作っていきたいです。