おもてなしの経営学
おもしろかったとこをちょっと抜き出してみます。
- アップルの人と働いていたときに質問をしたときのアップルの人の答え。マイクロソフトとアップルのどこが違うか?
マイクロソフトのプロダクツにはソウル(魂)がない
今まさに会社で新しいソフトウェアを作ろうとしているのでこの言葉は効いた。やっぱり開発者であればソウル(魂)のこもった製品を作りたいっ!と改めて思った。でも実際に勝ったのはマイクロソフトなわけで、そう考えると複雑ですね。信念を貫き通してソウルのこもった製品を作るべきか、それとも妥協して勝ちにこだわるか。ん〜、迷う。でもとにかくいいものを作りたい。それだけでいい。
そんなことはベンチャー企業でもできる。資金力と人的リソースを持っているマイクロソフトにしかできないことをしてこそ差別化できるんだ。
確かにそうだ。今XNAを使って遊んでいるけどこんなライブラリを使ってXboxやWindowsのどちらでも動くなんてどこにもできやしない。そしてWindowsでゲームを作成できるんだから最強です。XNA+Windows+XboxはアップルのiPod+iTunes+iTunes Storeみたいだなぁとも思った。これからどんな成果が出るかは楽しみ。
いやぁ、とても面白かったです。マイクロソフトの内部の話なんかは目から鱗ですね。そんな話なかなか聞けませんから。ビル・ゲイツという人がどんな人なのかもちょっと分かりました。そこでビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズのような人になりたいかといえば私はノーですが、マイクロソフトやアップルのような製品を作りたいかといえばイエスです。しかも日本発といわれるような製品を作りたいですね。日本を誇れるような製品を作って世界をアッと言わせてやりたい!
いつもLife is beautifulは楽しく拝見させてもらってます。もちろん今後も。
お礼じゃないですが、先輩に勧めよっと。
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)
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