サーバ/インフラを支える技術 1章

冗長化とは(2P)、

障害が発生しても予備の機材でシステムの機能を継続できること

で、その本質は(2P)、

  1. 障害を想定する
  2. 障害に備えて予備の機材を準備する
  3. 障害が発生した際に予備の機材に切り替えられる運用体制を整備する

です。
そして、WEBサーバ、ロードバランサ、ルータの冗長化の説明になります。
コールドスタンバイ、ホットスタンバイ、VIP、ヘルスチェック、DNSラウンドロビン、IPVS、keepalived、L4スイッチ、L7スイッチ、 VRRP、gratuitous ARPといった用語が出てきます。知っている人にとってはなんてことないんでしょうが、バックエンドの技術を全く知らない自分にとっては一度読んだだけでは理解できませんでした。何度か読んでようやく理解できました(汗
負荷を分散するにはWEBサーバだけではなく、そこにいたるまでのレイヤーも分散しなければなりません。WEBサーバはロードバランサ(IPVS)で負荷分散を行い、keepalivedというソフトウェアを利用します。ロードバランサとルータを冗長化するにはVRRPというプロトコルを利用して行います。その設定はkeepalivedによって行います。
とても面白い内容ですしサンプル(スクリプト)も付いているのでぜひ試したいのですが、どうしたらよいのでしょう?手元に余っているマシンは1台しかありません。これは後の課題として、とりあえず2章へ進もう。