Magic Trackpadを使ってみた


もともとMacbookのTrackpadを使っていて、タイピングするときによくTrackpadに触ってしまってカーソルがずれて困ることが良くありました。Magic Trackpadを使えばその問題も解決すると思って購入しました。

設定

まず説明書を見るとソフトウェアをアップデートしろと書いてあります。早速ソフトウェアをアップデートするのですが特になにもアップデートするものがないんですね。なぜならOSのバージョンはすでに10.6.4になってましたから。
次に、Magic Trackpadの電源を入れてBluetoothの接続を行います。しかしこのまま接続してもTrakpadは動きません。それも当然、Magic Trackpadを認識するプログラムがないんですね。ここでもう一度ソフトウェアのアップデートを行うとMagic Trackpad用のアップデートが行われます。そして再起動します。
起動したらMagic Trackpadが接続されていることを確認してMagic Trackpadを動かしてみると正常に動いていることを確認できると思います。そしてシステム環境設定からトラックパッドの設定を開くと、これまでと違う画面が表示されます。

MacbookのTrackpadでは3本指以上は使えませんでしたし、2本指でもピンチや画面の拡大などは使えなかったので(Pro以上なら使えます)、この点もMagic Trackpadによって解消されました。これはうれしい誤算です。
次はBootCampのWindows 7 64bitで試してみました。ここでもソフトウェアをインストールする必要があります。Apple Magic Trackpad Update 1.0 for Windows 64 bitをダウンロードしてインストールします。32bitはこちらです Apple Magic Trackpad Update 1.0 for Windows 32 bit。そのときに「PINコード」の入力画面が現るので「0000」と入力します。*1
これで使えるようになり2本指でスクロールなどができるのですが、3本指以上が使えないのでマウスから乗り換えるメリットはそれほどないかも。私の環境だけかもしれませんが、クリックすると押されっぱなしになっていまし操作ができなくなってしまったのでなおさらWindowsで利用するメリットがなくなってしまいました。
そしてMacbookに戻ると今度は認識しなくなってしまいましたが、これも対処法があり、一度Bluetoothの接続を削除してから接続しなおせば良いです。*2

雑感

  • 操作した感じはスペースが広くてスムースで動かしやすい。ブラウジングをするにはもってこい。
  • 3本指でページを送ったり戻るのは便利。4本指でアプリのスイッチも使える。
  • クリックが重いのでダブルクリック・トリプルクリックがちょっと辛い。ゆっくり押せば大丈夫。
  • クリック時のカチッという音が気になる。
  • 手を置く位置によっては手首が疲れそう。慣れが必要か。

最後に

総合的には買いです。いい買い物をしたと思います。かなり気持ちよく操作ができるのでもう手放せません。
それから、普通のTrackpad(Mac以外も含む)からMagic Trackpadに乗り換える人にとってはサイズも大きくなって操作もすぐに慣れるので使いやすく感じるのではないのでしょうか。しかしマウスから乗り換える人にそこまでのメリットが感じられるのかは分かりません。マウスには細かい制御ができたりするメリットがありますし、慣れも必要なのでデメリットを強く感じてしまうかもしれません。
Magic Trackpadの登場でマウスが終焉を迎えるという話もありますが、それぞれのメリットが別れるため、用途によってそれぞれが使われていくのではないかと思います。
あとは手を離さずに文字の入力ができれば最高です。

Apple Magic Trackpad MC380J/A

Apple Magic Trackpad MC380J/A

*1:こちらを参考にしました。BootCampの Windowsで Magic TrackPadを使う方法

*2:こちらを参考にしました。BootCampの Windowsで Magic TrackPadを使う方法