Windows Phone 7を1週間使ってみた感想
11月30日(火)にNegri ElectronicsにSamsung Omina 7を注文して届いたのが12月6日(月)。1週間も待たずに購入することができました。
そんなOmnia7をiPhoneユーザーが1週間使って感じたことをまとめてみます。
Windows Phone 7の印象
良いところ
- 電源を入れた瞬間、明るくてきれいなハブ。ドラッグすると非常にヌルヌルしてます。
- UIがかっこいい!Windows Phone 7ならではの細かい動きがちりばめられている。リストが上下の端っこまで来たらボヨヨンッとバウンドする、タイルの画像がうにょうにょ動く、Bing・メールで横にスライドするとタイトルと内容が時間差で表示される、ボタンの押したところによってへこみ方が変わる(タイルの画面とかMusicのアルバムとか)、Calendarの月表示で上下にスライドするとそれぞれの項目が上下から表示される、など結構細かいところまで作りこまれてます。
- Metroがきれい。テーマをいろいろと変えるだけでも面白い。
- Panoramaインターフェースはオサレ感あり!
- Bingで音声検索ができる!(英語だけだと思うけど)
- Peopleハブは従来で言えばアドレス帳でPictureハブは写真集だけど、Facebookのアカウントを登録しておけばPeopleハブにはFacebookのFriendsの情報がリアルタイムに流れたり、PictureハブにはFacebookの画像関連の情報が流れてくるので、アプリやサービスの垣根を越えて情報が集約される。
- Need For Speed UndercoverとTwin Bladeというゲームのトライアル版をインストールして試したところ、結構レベルが高くて面白かった。ゲームのレベルは全体的に高いかも...
悪いところ
- Music+Videosハブでアルバムに入っている曲の一覧が見れない。アルバムをクリックするとすぐに再生される。
- バックボタンと検索ボタンは触るだけで反応するのでリストをスクロールするときなどに触ってしまいイライラさせられる。これはハードウェアボタンのほうがよいと思う。
- マーケットプレースからTwitterクライアントを3つインストールしたけど、公式のもの以外はクソ。デフォルトの背景画像で作られてるくらいのレベル。アプリの審査の基準は以外に低いのかも...
- 公式のTwitterとFacebookのクライアントをインストールしたけど、正直ガッカリのレベル。理由はスクロールするともたつくから。PDC10でリスト高速化の話があったのにもかかわらずこのレベルだったので高速化しなかったらいったいどれだけ遅いのだろうとちょっと心配になった(案の定、自分の作ったアプリは激遅)。でもPeopleハブに表示されるFacebookの情報はかなりサクサク動くので、問題はプラットフォームじゃなくて作りこみ??
- 手がカサカサだとスクロールしない(自分の問題?)
よくわからないところ
- Officeはどうなんだろ?いまいち使い道が分かってない。
- ボリュームが1のクセにやたらとスピーカーの音がでかい。(Omnia7特有?)
iPhoneと比較してみて
実際に触ってみてiPhoneよりもよかったのが、PanoramaやPivotと言われるアプリケーションのインターフェース。これがかなりアプリケーションを使いやすくしてる。iPhoneだったら何度もページを行ったり来たりするところをWindows Phone 7では横にスライドするだけでページが切り替わるのでとても快適!これがあるからWindows Phone 7にするっていう人がいても不思議じゃない。
全体的にはまだまだ改善すべきところはあると思いますし、Windows Phone 7だからといってなにか特別なことができるわけではないですけど、ハブやMetroといったコンセプトやアプリケーションのインターフェースは非常に個性的な一面を持っているので興味をそそられます。今後、十分にiPhoneやAndroidに対抗していける力は持っていると感じました。
といってもまだ出たばかりなので他のOSと対等に戦うにはこれからの1・2年で他のOSよりも進化と遂げることが必要でしょうね。