「スティーブ・ジョブズ 偶像復活」を読んだ

新しいコンピュータを一心不乱に追い続け天国と地獄を味わったスティーブ・ジョブズ。僕はそんな彼をうらやましく思うと同時になにか切なさを感じました。その切なさの部分はおそらく人間関係だと思う。たとえ自分の仲間でも自分の意見と食い違うものに対しては本当に激しく接します。自分がすべて、自分しか愛していない、そんな風に感じました。だからこそ自分の意志を貫くことができるし、人に対して厳しくなれるんだと思うのです。中途半端なやさしさよりもよっぽど良いとは思いますが…
もちろん彼に惹かれる部分もたくさんあります。夢を決して諦めない姿勢、夢のためならすべてを犠牲にする態度、夢を貫く意志、見習うべきことはたくさんあります。ぜひ、こんな人に遭って話してみたいと思いました。
今年の中で五本の指には入るくらい自分の心を揺さぶる本でした。なにか新しいことに挑戦したい、諦めかけようとしている人、そんなひとに勇気を与えてくれる本だと思います。
では、いったい彼のように情熱を持ち続けるためにはいったいどうすればいいんだろう?
これが自分への課題です。

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

スティーブ・ジョブズ-偶像復活