YouTubeはなぜ成功したのか
Googleという会社についての本はいくつか読んだのですがYouTubeについてはまったく知識がなかったので読んでみました。
以下、感想です。
そもそも、本の内容に関してYouTubeのサクセスストーリーなのかと思いきやそれだけではとどまらず過去の産業革命から今後の日本のすべきことまで記載されています。YouTubeの考え方を知りたいかたには向いていないかもしれないです。でもそれ以上の価値があると思います。
終わりまで一気に読みました。それだけ読みやすく引き込まれます。その中でもっとも重要なことは束縛されない環境にあるアイデアだと思いました。斬新なアイデアを成功させている例としてGoogleやYahooやYouTubeをあげています。それらはすべて大学生の頃から始まっています。会社で働く人間として自分のやりたいことをなんでもやらせてもらえることはほとんどないと思います。それでは世間をあっと言わせる製品が生まれないということなのでしょう。特にこの日本においては顕著に表れているのではないのでしょうか。この社会のなかでもどんどん新しいことにチャレンジする体制が必要であり、それを支援していかなければならないと感じました。
幸い、わたしの会社ではその点では恵まれていて今はわたしのやりたいことをやらせてもらています(もちろんお金につながるという範囲で)。しかし、さらなる成長を求めるのであれば自分のやりたいことをなんの抵抗もなしに行える環境が必要だと感じています。それを上司が納得できるのかどうかはわかりませんが、自分は自分のやりたいことを頑張って貫き通したいと思いました。そしてそれが社会に大きく貢献できれば最高です!
今後も金銭欲や出世欲にとらわれず、面白いと思うことをやっていきたいと心から強く思うようになりました。そういうひとがたくさん生まれればきっとこの日本も変わっていくんでしょうね。その一人となれるよう自分も頑張っていきたいです!
- 作者: 室田泰弘
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/05/11
- メディア: 単行本
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